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これがハゲ天の11月です 2004
<風物>
戦前のことですが「二十日会」と称して、ハゲ天創業の大恩人である小説家であり明治生命の重役で居らっしゃった
水上滝太郎様を中心に、文壇・実業界の名士が毎月20日に集まる会をやって下さっておりました。
その日に初代の親父は、何か新しい種で皆様に喜んで頂こうと色々工夫をして居りました。
この会の為に、椎茸の笠に芝海老の摺り身を詰めた天プラを始めたのは昭和10年頃だと思います。この海老詰めは
海老と椎茸の色々な旨味成分の相乗効果で美味しさが更に増す為、大変評判になり、戦後から他所のお店も採用なさり、
70年を経た今日も続いて居ります。
平貝は本体より柱が大きく美味で、最近は東京湾産は壊滅し、主産地は有明海で伊勢湾・瀬戸内海での漁も
減少しています。そしてインドやタイ等東南アジア産も増えています。
薄切り平貝にレモンスライスを挟んだサンドも「二十日会種」の一つです。中国料理で使う乾燥品は淡水産の
近縁種ですが別種です。
<名物種> 牡蠣の天プラは美味しいのですが天プラ屋にとっては油に臭いが付き痛むので悩みの種です。
そこでピーマンを器にして身を詰め汁が外に出ない様にして揚げるのですが、今月はモロヘイヤで包んでみました。
ソフトシェルは脱皮直後の皮の柔らかい小型のワタリ蟹で殻も食べられるのが売りです。。
白海老はガラス海老とも言われる沖海老の仲間で素揚げ青海苔掛けがお勧めです。
先月の子持ち鮎に続き、今月は子持ちししゃもです。樺太近くの北極海産で卵胞特有の食感をお楽しみ下さい。
アボガドの山葵マヨネーズ添えは、アボガドのヌッペリした食感に山葵マヨネーズの辛味が意外な程良く合います。
金柑は晩秋の味覚ですが、今月はその甘露煮を衣揚げにし、お口変わりとしてお出しします。そして最後は、
山椒の実の爽やかさでお口の中をキュッと引き締めたいとの考えです。
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